あの頃の親父、私達息子の成長とともに・・・・
そう親父の下に職人として道に入った昭和44年の春
当時からバイク好きで昼休みに市内の二条城近くの友人(京友禅の職人)を誘っては
喫茶店によく行った・・・・帰宅は5時もざらで帰宅後に訳の分からん屁理屈こねても
親父は文句一つ言わなかった
三つ離れた兄は二年前に入門、家業が嫌いで嫌いでしようがない そんな男は仕方なく入門
私は元来 形あるものの解体と工作好きでやっぱり入ったかと誰もの評価
けれど入門当時は「ウサギとカメ」好きで入る者には器用にこなす油断もつき物
その後 兄は長男として本家を継ぎ商いの道に、私は職仕事一筋に工房を構え
まぁ、今は天職と言える状況・・・・・・とは自己評価 正か誤か !
古い物の直しは解き再つなぎ・・・根気よく新調品の逆の手順で
またまた新調品の手順を踏んで
部分的に擦り切れや難も多々ありますが、大事に使われるお坊様の気持ちを汲んで
別布を切り分け(割り継ぎで)繋いで痛みの目立つところの補修
こんな仕事が私達が入門当時・・・・新調品を手がける私達の横で親父が手がけていた
歳を重ねるとともに根気もなくなるのですが 技術の裏付けなくして補修や修理は
出来ません ただ新調品を仕立てるよりも 何となく遣り甲斐感じる不思議な感覚なのです。
当時からバイク好きで昼休みに市内の二条城近くの友人(京友禅の職人)を誘っては
喫茶店によく行った・・・・帰宅は5時もざらで帰宅後に訳の分からん屁理屈こねても
親父は文句一つ言わなかった
三つ離れた兄は二年前に入門、家業が嫌いで嫌いでしようがない そんな男は仕方なく入門
私は元来 形あるものの解体と工作好きでやっぱり入ったかと誰もの評価
けれど入門当時は「ウサギとカメ」好きで入る者には器用にこなす油断もつき物
その後 兄は長男として本家を継ぎ商いの道に、私は職仕事一筋に工房を構え
まぁ、今は天職と言える状況・・・・・・とは自己評価 正か誤か !
古い物の直しは解き再つなぎ・・・根気よく新調品の逆の手順で
またまた新調品の手順を踏んで
部分的に擦り切れや難も多々ありますが、大事に使われるお坊様の気持ちを汲んで
別布を切り分け(割り継ぎで)繋いで痛みの目立つところの補修
こんな仕事が私達が入門当時・・・・新調品を手がける私達の横で親父が手がけていた
歳を重ねるとともに根気もなくなるのですが 技術の裏付けなくして補修や修理は
出来ません ただ新調品を仕立てるよりも 何となく遣り甲斐感じる不思議な感覚なのです。
by jiccyama
| 2008-09-03 23:55
| Profession